○ボス猿同士の争いはいずこに・・・ | 情報起業、アフィリエイトで明日は金持ち!

○ボス猿同士の争いはいずこに・・・

相変わらず世間を賑わせているLivedoor(ライブドア)とフジテレビですが、この先どうなるんでしょうね。


フジテレビによるニッポン放送株の公開買い付け(TOB)が成立し、TOB前からの保有分をあわせ、36.47%に達した、と8日発表されました。議決権レベルでは39.26%になります。予想上回る割合ですね。


これは当初目標としていた、Livedoorからの影響を阻止するための25%超を大きく上回り、更に合併など株主総会での特別決議を必要とする重要事項に対して、拒否権も発動できるレベルになっています。



対するLivedoorは議決権で45%超と言われています。ただし、経営権を握るために、過半数獲得を狙って引き続き動いています。


今朝のニュースでは、Livedoor堀江社長が「対話したい」と言っているのに対して、フジテレビ日枝会長が「当面対話する気はない」と進展しそうにない、お互いの溝ですが、今後はどうなるのでしょうか・・・。


Livedoorが良い、悪いは別として、今回の報道から2つのことを感じました。

・公共性の高い放送業界?
公共性の高い放送業界なので、外国企業が参入できませんね。これ自体は別に問題無いと思うのですが、今回のLivedoorの話しを受けて、外国資本が一定以上入っている会社も駄目にするよう法律を整えようか?なんて声が官僚などから聞かれました。

2つ不思議な点がありました。まず一つ目は、公共性が高い???です。番組を見ていて、公共性の高い、良い番組ばかりとは思えませんし、更に、ニュースなどの報道に関しても、あまり調査もせず、自分達に都合の良い報道をしているような部分が結構あります。こんな会社が公共性が高いのでしょうか?

もし、公共性を重んじるのであれば、今回のフジテレビが行った堀江社長の番組中止や報道を意図的にはずすような姿勢は正すべきだと思います。仮にも報道機関という認識があるのなら、余計にきちんと正しい姿勢で報道を続けるべきだと思います。


また、周りで騒いだ官僚なども、例えばトヨタやソニーなど日本を代表する企業の外国人資本の割合がどの程度あるか知っているのでしょうか。あるいは、日本の今の株式市場で外国資本がどの程度か理解しているのでしょうか?

一定以上外国資本が入った会社は放送業界へつけないとすると、トヨタやソニーのような優良会社でも参入できなくなりますね。もう少し考えてから物をじゃべって欲しいですね。


・時間外取引による取得は不本意?
これは株式市場のボスからも発言が出ましたし、フジテレビ側からも出てきました。株式市場のボスは自分達が、金融機関や機関投資家へ融通するために制度化したのに、こういった話しが出ると、不本意だとかぬかすなんて論外ですね。辞めてもらって結構です(あ、どんどん怒りが・・・)!

これって個人投資家には開放されていない機能で、自分達の仲間内である、金融機関や機関投資家などへ便宜をはかるものですよね。勝手にそんな制度を作っておいて、自分の想定とは違う使われ方をしたからって怒るのは馬鹿だけですね。駄目だと思うのであれば、きちんと制度化すべきですよ!

制度化きちんとしていなくてすみませんならわかりますがね・・・。


ニッポン放送も買われたくないのであれば、上場しなければ良いのです。上場しているということは敵対買収もあり得る訳で、それをされないように守るのは経営責任ですよね。自分が責任を果たしていないだけであって、他人を責めるものではありません。

それなのに、最終的には誰が見ても、おかしく見える、新株予約権の検討です。あんたら上場するな!と言いたいですね。こんなことがまかり通ると、日本は正常な市場だと思われないことは間違いないです。

あまり、人のことを悪く言いたくはないのですが、本日は怒りモードでした(笑)。お許しくださいませ。